季節の変わり目に。インティメイトエリアの潤いケア

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2025.10.27
  • コラム

夏の間、汗やムレ、紫外線による刺激で肌は知らず知らずのうちに疲れています。特にデリケートなインティメイトエリアは、気づかないうちに乾燥の芽が育つことも。秋は空気が乾き始める季節。今のうちから保湿を意識したケアを始めることで、冬の不快感をやわらげ、健やかさを保てます。

洗浄から見直す、季節の変わり目ケア

インティメイトケアの基本は“洗うこと”。夏はさっぱり感を重視する方が多いですが、乾燥が進む秋は「やさしく守る洗浄」に切り替えてみるとコンディションの変化に気づけます。

筆者も、夏は清涼感のある香りのフォームタイプの洗浄剤を使い、ジメジメした夏を乗り切っています。

秋から冬にかけては、泡立たないオイルタイプの洗浄剤に切り替えたり、特に乾燥が気になる時には、こっくりと肌に密着するバームタイプの保湿剤を活用しています。

選択肢が広がった保湿重視のインティメイトケア商品について解説いたします!

泡立たないオイルタイプ

やわらかく肌を包み込み、必要なうるおいを残して洗えるタイプ。ムレやべたつきが気になった夏の疲れ肌にも適しています。界面活性剤が気になる方や、摩擦で敏感になりやすい肌にも使用しやすいでしょう。

泡立たない乳液タイプ

乳液のようになめらかで、しっとりとした洗い上がりを求める方に。
例:ハナミスイ インクリア プレミアム オイルクレンジング
「落とす」より「保湿」を意識することで、乾燥やつっぱり感が気にならなくなります。

保湿は使用感の“好み”と“肌の状態”で選ぶ

保湿剤はテクスチャーによって使用感や効果が異なります。季節の変わり目は体調やホルモンバランスで肌のコンディションも揺れやすいため、自分に合ったものを選ぶことが重要です。

軽やか派:化粧水タイプ

さらっとした使い心地で、肌がやわらかく整います。ベタつきが苦手な方や、入浴後すぐにさっと使いたい時に便利です。とろみのある化粧水や保湿も叶えるウォーターベースのモイスチャージェルの他に、逆さまで使えるミストタイプの保湿スプレーも登場。手軽にケアできる選択肢が増えています。

中間派:乳液タイプ

水分と油分のバランスがとれたタイプ。乾燥が気になり始める秋に心地よく、朝は乳液だけ、夜は化粧水タイプと重ねて使うと保湿感がアップ。

サラサラ&しっとり派:オイルセラムタイプ

水を含まず、さらっと軽やかに伸びるのにしっかり保湿。摩擦や乾燥によるつっぱりが気になる方におすすめ。例:ハナミスイ アウトクリア プレミアム オイルセラム。日中やマッサージにも使いやすいテクスチャーです。

しっとり派:オイルタイプ

重めのテクスチャーで肌を密着保護。お風呂上がりや就寝前に使ったり、集中ケアしたい時に適しています。

しっかり守りたい派:バームタイプ

こっくり濃厚で摩擦から肌を守ります。乾燥がひどい部分や、ポイントケアとして就寝前に薄く塗ると快適です。

性交時の乾燥対策に。アプリケータ型潤滑ジェルも上手に活用して

日中のインティメイトエリアだけでなく、性交時の乾燥が気になる方には、アプリケータ型潤滑ジェルという選択肢もぜひ知って欲しいです。

ハナミスイのRainbow23のモイスチャーは、7種の天然成分がうるおい感をサポート。フェミニンケアにこだわり続けてきたハナミスイが、女性の「もっと快適に」「もっと心地よく」という声をもとに開発した製品です。乾燥や不快感を感じたときに、潤滑ジェルをプラスすることでより快適な秋の性生活をサポートします。

季節の変わり目こそ、ケアを見直して快適に

インティメイトケアは義務ではなく、自分をいたわり、毎日を快適す過ごすための手段。
さらっと軽やかに整える日もあれば、重めのオイルケアで安心感をまといたい日もある。
季節が移ろうこの時期こそ、“自分にちょうどいい潤い”を見つけてみてくださいね。

筆者紹介:OliviA(オリビア)

ラブライフアドバイザー/日本性科学会会員
2001年よりセクシュアリティやジェンダーの研究を始め、2007年から性に関する総合アドバイザーとして活動。
メディア出演、執筆、講演、カウンセリング、商品開発など幅広い分野で、「女性のセクシュアルウェルネス」や「コミュニケーションを重視した性生活のあり方」を提案している。著書は日本・台湾で出版。

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